クラブの動画が色あせて見える?色を直す前にファイルと表示環境を比較する
同じ動画ファイルを使い、表示条件を記録して色の違いを確認します。承認済みの書き出しを残しながら、次に確認すべき工程を判断するためのガイドです。
クラブの動画を書き出した後に色が薄く見える場合は、まずファイルによる違いなのか、表示するアプリによる違いなのかを確認します。一度の再生結果だけを見て試合全体の色を調整し直すと、原因が分からないまま別の版ができてしまいます。
同じ場面を、条件を記録して比較する
顔、ユニフォーム、明るい部分と暗い部分が含まれる短い場面を選びます。承認済みの書き出しファイルは変更せずに残します。比較ごとに、ファイル名、動画内の時刻、アプリ、端末、画面設定を記録してください。同じ場面を同程度の表示サイズで比べます。スマートフォンで撮ったモニターの写真は、信頼できる色の基準にはなりません。
Vimeoの説明では、ブラウザーでのデコード処理が、Vimeo上で色の違いが生じる原因の一つとして挙げられています。これは表示の違いについての説明の一つであり、色が薄い書き出しすべての原因を特定するものではありません。設定を変更する前に、実際に使った編集ソフトのバージョンとカラーワークフローの説明を確認します。別のチームが使ったという理由だけで、補正プリセットを適用しないでください。
色を調整し直す前に、確認する点を分ける
- カメラの元ファイルにも望ましくない色がある場合は、まず撮影と素材の解釈を確認します。
- 同じ画面で、承認済みの書き出しと編集ソフトのプレビューが違う場合は、書き出し条件と表示条件を記録して編集担当者に調査を依頼します。
- 同じ書き出しファイルがアプリによって違って見える場合は、ファイルを変更せず、表示経路を確認します。
- 視聴者向けの版が承認済みの書き出しと違う場合は、正確な視聴URLと場面を記録し、同じ端末で利用できる別のブラウザーでも比較します。
それぞれの結果は、次に何を比較するかを決める手掛かりです。いずれも、それだけでホスティングサービスが色を変えた証拠にはなりません。比較中は画面の自動調整や室内の照明条件をそろえ、そろえられない設定は記録しておきます。
短いサンプルで、元に戻せる確認をする
仮の例として、クラブのインタビューで編集担当者がユニフォームの色を承認したものの、別の担当者には他のプレーヤーで薄く見えたとします。チームはまず、一つの画面で同じ承認済みファイルを比較します。使用したアプリと問題の場面を記録してから、編集担当者に短い修正版サンプルを依頼します。元の承認済み書き出しも残しておけば、二つの結果を区別できます。
新しいサンプルには、変更した設定と想定する出力を明記してもらいます。納品ファイル全体を置き換える前に、想定する視聴条件で確認してください。一つのアプリで満足できる画像が得られたことは参考になりますが、すべての画面で同じ見え方になる保証ではありません。
納品動画と一緒に確認記録を残す
Pleymeikel Labsでは、クリエイターが動画カタログを整理できます。確認済みの書き出し、比較記録、公開予定の版を、制作記録の中で関連付けて保管します。公開後は、実際の視聴者向けの版を確認してください。違いを説明できない場合は、URL、動画内の時刻、アプリ、端末と、保管した書き出しとの違いを伝えます。一度に複数の書き出し設定を変えたり、未解決の比較を確定したプラットフォームの不具合として扱ったりしないでください。